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鬼カサゴ備忘録2 [釣り]

釣りは9割が準備。

前回の反省から、

まずはPEをmagmax 購入から初交換。8、9年ぶり? 4号300mを巻いていたが、3号300mに。

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強度も高いシマノのタナトル8

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コードも一度買い換えだけど、4、5年は経過してるので、接点復活剤で洗浄。リールコード専用の電導性グリースをネットで購入し、塗布。コードもメーカー推奨は40回使用または2年と消耗品としては短い。


竿もこれまでブリ兼用で伝右衛門丸を使って来たけど、専用ロッドを探しに。GWのセールに釣具屋4件ハシゴしたがマニアックなせいか見つからず、Amazonでポチッと

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アナリスターオニカサゴか迷ったけど、比較的新しくかつ安いオニカサゴXに。長さはアナリスターが190cmと短い。120号の錘の持ち重り、根掛かりの処理的には20〜30cmの差は大きく短い方が好みだけど、結果的に210で正解だったかも。

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アナリスターがX45、オニカサゴXがBRAIDING Xとどっちが上なのかわからないけどねじれ防止対策。

SiCはトップだけ。

定価は20500円がネットで43%引きと喜んでたら、5月に入って53%引きと数日の注文タイミング差でちょっと損した気分。


ここから準備の本番。

この釣りの一番のキモは、200m以上の水深でも仕掛けを絡まさない。ホームグラウンドのポイントは130〜230mの水深。二枚潮もあり釣行中何度か手前マツリで上がってくることも結構な頻度であり、その流しを随分無駄にしてる。最初の頃はイサキで使ってたL時天秤ではよく絡んでた。最近は感度の良い形状記憶合金の天秤を使ってたけど、120号の錘では天秤がしなって幹糸と仕掛けの間隔が近くなる。で、古いL時のステンレスタイプに戻す。

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長さも70cmと持ち運びに難有りだが、予備にはステンレスの弓型を第二候補。


次にハリス、仕掛けバランスについて。

一般的なオニカサゴのラインバランスはPE4〜6号、幹糸6〜10号、ハリス5〜8号だが、今のライン強度からはオーバースペック。魚の引きからはまずそんな太仕掛けは必要ない。大型のハタやカンナギが外道で来るなら別だが。

リーダーに天秤がショックになるので5号ハリスでも根掛かりしたらなかなか切れずに苦労する。根掛かりを気にすると釣れない悪循環。

なので、PE3号にリーダーはフロロの8号を1〜2ヒロ。幹糸50〜80cmの6号フロロに。

で、ハリスは基本4号。絡み防止最優先でハリのある

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Lハード、何故か3.5号だけ激安だったので購入。これでも強度十分。

更に試しに

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更にピンピンに硬いエステルハリス。以前ホンテロンを使ったことがあったけど、今一つ使い道なかった。

黒ハリス。ステルスを謳うも、大抵は大嘘。透明フロロが水との屈折率が近く一番いい。以前イカにブラックハリスがあったけど、イカからは見え見えらしく釣果がガクッと落ちた。真鯛用のピンクハリスもヒトのイメージだけの商売。

このハリスも丸見えだろうけど、オニカサゴは太ハリスでも関係ないので問題無いとみた。張りが強いのは絡みにくい反面、オニカサゴへの大事なアピールのヒラヒラ感が落ちそうな気もするが。

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根掛かりを恐れて棚を上げると釣れないので、仕掛けは攻め重視の2本針、1.5mほど。

短くて4号ハリスでも根掛かりを切るのには結構大変。3号まで落としてもいける。

タコベイトは半分チョン掛け。どうしてもアタリのない時に付けた瞬間食い出すこともしばしば経験。

針は基本ムツ針18、9だが、根掛かり対策に15、6にしてみたが、根掛かり抑制にも、魚の掛かりにもあまり差がないような。個人的にはヒネリがない方が餌が回らずいいような気がするけど、殆どヒネリ針なのが残念。

変わったところで根魚王というのも使ってみた。こちらは根掛かりの時ハリス切れ前に程よく先に針が折れる。


エサ、前回、イカナゴ、ヒイカもダメだったので、生サバのみ。

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鹿児島産

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三重産

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ヒラヒラになるよう皮をメインに薄く切って、身は食卓に。ノルウェー産は脂が多いかもしれないが厚くて塩で締まってヒラヒラしない。

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満を辞して実釣。

が5時間以上本命なし。回りは釣ってる。トップは7、8匹も。そんなに下手なのか?と1人凹む。根掛かりも気にせず、針は6、7本飛ばすほど底を攻めてきたのにもかかわらず…。


時合っぽい13時過ぎ。周りは本命、1人

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レンコダイ。

これは、もしかしてと、試しにエサをもらう。実は午前中にも一度もらって試してみたのだが、即根掛かりロスト。


交換した針に速攻。

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マジか。

またもらう。

釣れる。

それも2本針の枝針、下針、交互に自前の餌ともらった餌を付け替えて試すと100%、もらった餌の方。

結局、納竿前1時間強の間だけで、

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重量感の5本。。。。。


仕掛け、釣り方は間違ってなかった。


釣れない理由はただ一つ。

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これらに浸した餌には一切、本命は喰わない結果に。

前回のイカナゴもヒイカもコレのせいで釣れなかったのか、それにしても味? 締まるから?

人の思い込み、メーカーの商売に乗せられた。

釣りの足し算は要注意なのに、何度も引っかかる愚かさよ。


この釣りは根掛かりとの闘いなので、手持ちが基本、120号の錘を上げ下げするので短い方が楽だけど、誘い幅を考えると210cmの竿の方が有利。専用ロッドだけあって、竿先のアタリの感度もまずまずだった。

こまめに一旦落とし込んで、仕掛けが馴染んだら根掛かりがないか確認するように引き上げるコツコツとアタリがあれば、待つかゆっくり聞き合わせ。海藻に絡んでたら素早く巻き取り、岩なら一旦緩めたりして外す。これをひたすら繰り返すので結構腕はパンパン、立ちっぱなしで足腰にも来る。


ステンレス天秤はほぼオマツリ無し。形状記憶合金よりちょっと感度が落ちて、食いも弾いた場合もあったが、L字天秤は満足な結果。次回はしなやかなハリスでどれだけオマツリが増えるかを試しながら、もう少しベストなセッティングを詰めて行きたい。


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コメント 2

左ミヨシの乗船者

原因は完全にエサっすよ(笑)

by 左ミヨシの乗船者 (2020-05-09 10:18) 

novo

左舳の乗船者さんの餌タッパーが千両箱のように光輝いてみえましたよ。お裾分けありがとうございました〜
by novo (2020-05-12 21:08) 

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