オニカサゴ、釣り方を変えてみた [釣り]
前回のオニカサゴの乗り合い船、エサ釣り3人がメンバーが惨敗。と言っても3人とも4匹は釣っているのだが、スロージグの2人は手巻きにも関わらず10以上ダブルスコア、ラバージグにエサを付けた2人はその間。
この日はウネリが高く、3mは軽く上下。天秤仕掛けは、底に落ちる間もなくウネリで引き上げられる。ジグの方が直接底に落として、底の滞留率が高くなる。
根掛かりを回避しつつも、底にエサを送り込むセッティングを思案。熟考。
で、
ホゴオモリを使って、1番先にオフセットフック。10cmほどのハリスにサルカン、幹糸40cm位に3方サルカン、幹糸にフリーでスナップサルカンで錘。根掛かり防止とアピール兼ねてワームをセット。 保険に3方サルカンから短いエダスで、ダブルヒットを期待。
仮説は十分。
前日にはいつものエサの仕込み。が、この日はスーパーにどこもサバがない。マジか。
仕方なく、冷凍塩サバ、アジ。これでは検証が不十分。
ないものはしょうがないので、当日の実証作業に。
タックルはライトに、シーボーグ200にPEラインは1.2号を300m巻き直す。
今回は仕立てで7人。左舷、舳先2番目。全員が基本、天秤仕掛けで120号錘。運良く荒れの谷間でベタ凪、新釣法に実験日和。
ポイントはラングイ170mラインから、無反応からアタリが出だす。エサが取られるだけ。左舷両隣でレンコダイ。
オフセットフックには外道は掛らん。 が、上のエダスは一切触られていない。
右舷でポツポツ、本命が上がりだす。2連やBIGサイズも。左隣のMちゃんも小さいが本命。右隣のKちゃんもアタリ分からず回収したら付いてたって…こちらは小さいウッカリのみ。ヤバいか。この仕掛け。。。
おまけに、PEラインに藻が付着して、回収した時に玉になって、粘土状に固まって、電動が止まるほど。こんな粘りのある付着物は初めてだ。特に140mラインと10mラインに固着したのは強力だ。10mラインのは打ち返しの移動の度にちょっとずつ取れるが、140mのは投入時に一旦止めて、何とかガイドが通る程度に取り除くしかない。手間取っていて、2流し分まともに釣りが出来なかった。この時、右舷ではプチ時合。やっと復帰出来たら時合終了。。。あるあるパターン…
それでも船中最後に、
小さい本命。
根掛かり防止用のワームが掛かりを邪魔している感じする。それまでもアタリはあるのに、エサは取られて、ワームがズレてるのが何度か。
オフセットフック止めて、通常の針に。
アタリも掛かりも良くなって、
良型も出た! 上の針には一切食わない。ケミホタル外しても同じ。
錘は60、70号を使っていたので誘いも楽だったのだが、底をネチネチに切り替えると、アタリも増えて、
後半の追い上げで、
何とか本命4つ。特大が2本。
前半おお幅に出遅れたが、
フリーリグのライト仕掛け、使える。もう少し仕掛けの検討余地はあるものの、修正しながらも検証できた。
ただ、根掛かりのないラングイだったので、他のポイントではどうか。
生サバだったら、どうだったのか。アジは持ちが悪く外れるので、次から無しだな。
その他のトピックとして、これまで何人もチャレンジしてきた特餌。結局、生サバに敵わない結論だったが、何とAちゃんが、ジンクスを突破。スズキの皮だったらしいw
あとジギングしようとジグを落としたら高切れでライン200mとともにロストと思いきや。その後の何回の流しで、Mさん仕掛けに絡まり、ミラクルでジグ回収、更に、そのジグにはサバの切り身の付いてた針に小さいオニカサゴが! とダブルでミラクル。
そのジグでその後しっかり良型オニカサゴをゲットしてるしw PE2号でも、400gのジグならやれるらしい。
もう少し仕掛けを工夫して、最終的にワームのみで竿頭を目指したい
凪だけどピーカンは… [釣り]
土日は凪、前日に4人目で滑り込む。
6時集合だけど、皆んな早くて15分前に出船。
これが功を奏して、お亀前でひと流し目から当たりが、1匹づつだが、5つほど。
今日の目的は買ったばかりのフネタツ瀬戸内メバル360 5:5調子で30号錘は掛かる前から曲がり過ぎ。連も無く尺クラスも無かったので、いなしのポテンシャルは不明。凪なので感度よく、
こんな渋々の当たりもよく分かる。 ただ先が絡んでしまうと、ガイドから抜けず、3.6mは竿を引くのが大変。Kガイドのありがたみがよく分かる。
にしてもOリングとは言え、これだけの数のガイドが付いていて、9000円で買えたのでヨシとしよう。
その後の釣果はというと、日が高くなるにつれ、当たりが遠のき、ピタッと食わない。
南に行くも、全くダメ。これだけ晴れると厳しいか。
今日は仕掛けも失敗。根掛かりで、ハリスを30cmにした5本針の自作品に変えて食いが落ちた…
ビーズはもっとダメ。懐かしい昔の仕掛けがあったので使ってみたが、既に時遅し。。。
市販品の金針は大きくて、曲がったり、折れたりと弱い。
これだけ… プラス牡蠣がお土産。
帰港すると僚船はタイラバだったようでなかなかの重量感。 ワカメ漁が終わってタイが移動しているのと、この凪とピーカン天気はタイラバ日和だったか…
PEラインとメバル竿 [アイテム]
松茂のいはら釣具が、移転改装しながら営業している。売り場面積は広くなったものの、品物が絞られていてずいぶん減った。狭くてごちゃごちゃしてたがマイナーなメーカーや珍しい小物があって選ぶ自由、掘り出し物の発見が楽しみだったのに残念
ネット販売で購入する時代なので、店も商品の回転を回すのを優先せざるを得ないのは分かるが…
で、探しものは、中深海ジギング用に、PE1.2号の300m。 1.2号は種類も少なく、300mも少ない。
31.7lb、14.4kg! これって数値上は、タナトル8本編みと同じ。何故? グラップラー8本編みも31.8lb、14.4kgとほぼ同じ。オシアの8本編みは33lb、15kgとちょっと上だが、4本編みが8本編みレベルの強度?
さらによく見ると、他の太さはタナトル4本編みが最大強度は低い。 1.5号のタナトル4本編みのみが特別な強度だ。2200円のさらに15%、思わず買ってしまった。 1.2号は欲しいブランドが無かったのでネットで買うことにした。
ついでに船竿のコーナーへ。随分と品数が減った。先日のメバル釣り。何度も船頭から竿が短すぎと言われた2.7mのシマノのメバルロッド。確かにエサ釣りはどれだけ仕掛けをピタッと止めるかが重要。比較的凪だったが、お亀前のポイントで観潮船が何艘も行き来した引き波の時は5m以上の長竿の人は当たるが、こちらは全く当たりなし。強風時のサビキ釣りでは、年末に買い換えたインターラインロッドでいいのだが、エサ釣りは外ガイドで釣趣にこだわりたい。磯竿が良いともいうが、、、 船竿で。 これまでどうしても3本継ぎが嫌で避けてきたが、3.6m以上は仕方ない。 カタログ調査すると、がま船メバルスペシャルFV2 3.9mが良さそう、が、48000円って… シマノのリアルランサー メバルも5万? メバルで何て高い。 いつかは「がまかつ」…ということで現実的には最近のマイブームでアルファタックルの海人瀬戸内メバルかFT瀬戸内メバルくらいか。3本継ぎのムーチングロッドが気に入って使い続けるかも分からんし、FTメバルがネットで12000円位で試してみるかと思ってたら、
何と、
これが最後の掘り出しものか?!
何と型落ちのロッドが10780円税込。
今のFT瀬戸内メバルが2023年モデル、3.6mが定価14000円、
この店頭にあったのはFuneTatsu瀬戸内メバルで2017年モデル。重さが166gでちょっと重いが、調子や錘負荷は同じ。基本設計は同じはず。更に15%オフで、9000円ちょっとでお試しなら十分と判断。
ガイドが古くて絡まり易そうだが、継続して使用するなら先だけSicのチタンKガイドに変えても良い。
次のメバル釣りが楽しみだ。
が、数日後、Amazonで2023年モデルが10270円に値下がりしてた… 1000円アップで8g軽量化された最新モデルが買えた…
サビキは諦め、シラサでメバル [釣り]
珍しく週末が凪、満席だろうが、ダメ元で2、3あたると、土曜日が空いてるとのことで急遽、準備。
エサしか食わんらしいので、小さいシラサのいはら指定。4時起きで買いに行くも閉まってる。仕方がないので、鳴門に戻って2合分購入。
が、5時から開店だったらしい。港で船頭に見せると、「兄やん、松浦のはデカ過ぎであかんで。」2合買って寄り分けるからと言っても、デカいからあかんらしい。皆、前日か5時まで待って買うらしい。 まあ連日10匹目標らしいので足りるだろう。実際、1人はいはらで待ったらしく遅れてやって来た…
それにしても、あと3年半で還暦を迎えるおっさんに兄ちゃん呼ばわりされる船頭もここの船くらいで(笑)、随分と世代代わりしてしまったなあ。無愛想な船頭に怒られながら竿を出してた頃が懐かしい。
早起きして、時間はたっぷりあるので、デカいエビは捨てて寄り分ける。右舷舳。
船のおすすめ仕掛けを購入して試してみる。
今日はプレジャーボートが多そうでポイントの取り合いか、暗いうちから他船は続々と出船。
1番最後に出る。船がいない室沖に向かうも、竿は出さず、南へ。飛島へ。魚探には映るが、サビキではなかなか口を使わないポイント。何回か流して、
当たりが! しかし、いきなりハリスが一本飛んだ!
それでも、
1番乗り。
その後もポツポツと上がる。後ろはトリプルも。時合いか。
迷いながら、針が飛んだハリスに結んで、一回休み。
次の流しから潮が緩んで、時合終了。 他船無く、穴場だった。
室前へ移動。ここも厳しいながらポツポツ。 また、針が一本飛んだ。船頭から竿が短すぎると言われる。艫の2人は長竿。よく掛けてる人は5、6m級か。 エサ釣り用には旧型のシマノのgame メバルロッド2.7m。スレメバルにはちょっと固い。サビキはインターラインの3.6m、4.5mを使っているが、エサ釣りはダイレクト感を楽しみたいので外ガイドにこだわってる。これ以上の長さは3本継ぎになるので、2.7mまでになってしまう。持ち運びと釣り後の洗いが面倒。引きはドラグでかわせても、波を吸収して仕掛けをピタッと止めるには長竿が有利なのは分かっていても、釣り味、持ち重り、取り回しなどで短竿にしてしまうが、これだけ繊細な釣りになると、長竿にせざるを得なくなる。
追い食いはほぼ無く、同時ヒットで連に。
桜はまだら。
最後はお亀前。ここで根掛かりロスト。
仕掛け交換した後、食いが良くなった。 寄れたり、針の結び直しでは如実に落ちる。
船使用の仕掛けはとにかく針が小さくかつ強い。ハリスは45cmで長めでナイロン? ビーズを使わずヨレ対策したハリスの結びで良く出来てる。4本針仕様と5本針仕様がある。最後の流しも2連で、
予想外に型揃いの21匹。 今年1番のメバル釣果に。ただ相当テクニカル。東京湾での船メバル釣りとは大違い。9割以上はシラサの選びと付けで決まると言っても過言では無い。
Mさんが別船で10いかなかったらしい。 人数が3人で他船がいないポイントでラッキーだったようだ。
朝の40分の貴重な睡眠考えたら、エサは松茂まで買いに行かずとも、鳴門で2、3合買って、選り分けるので十分。前日購入では水が濁って弱る。
しかし、仕掛けの消耗や錘のロスト、餌代など考慮すると、メバル釣りもえらく高コストの釣りになったものだ。同じ5kg分の釣果を考えれば、メバルよりタイ釣りの方が対費用効果が良く、釣果もで安いかもしれないw