鴨居の真鯛11戦目 釣りは準備、段取りが重要 [タイビシカブラ]
今シーズン最強寒波の翌日。房丸の鯛船が修理できたとのことで、長潮だが、今年の鯛の初釣りに行ってみる。
年賀ハガキの割引で7500円
潮が小さい時はお客が少ない。3名で右舷艫寄りに座る
2人はタイラバで今日は皆餌なしで船頭はエサ代が浮いて喜んでる(笑)
確かに潮が大きい方が確率は上がるが、群がいるかどうかは運。風の予報は北西7m/sから緩くなる。大潮より凪の方が優先。
港は風なく着込んで暑いくらい。電車の中では寒かったが、インナーダウンを脱ぐ。想定が外れた…
今日はアタリカブラのピンクから。
富士山もくっきり
気温が低い分、よく澄んで、大山から丹沢山系も真っ白。
北東風はそこそこ強いので寒い。日に当たりたいので右舷にしたけど、予想以上の日差し。荷物減らしにサングラスを置いてきて、竿先が見えづらい。準備不足…
第三海堡からスタート。上りの残り潮で期待せずにのんびりしてたら、意外と流れてる。1流し目の後半、アタリが。何と上まで追って来る。35mでビシまで。フグか? いやゴムは切れてない。活性が高い?
2流し目後半、アタリが、ちゃんと追わせてサクッと800gサイズ。抜きたかったが、船頭が鯛は大事にとタモ入れ。断りにくいが、タモにカブラが絡んで時間がかかり写真忘れた…
2流し目といっても1時間でアタリはこの2回。
この流しで、舳右の人が大型のヒット。かなり時間がかかる。青物かと思ったが大鯛! 3.5kg。
アタリは少ないが当たれば大きいパターン?
10時のコーヒーブレイク
3回のアタリは底から4mぐらいでゴンと止まる。即アワセ。ラインが出る。なかなか底が離れない。サワラか?。
強引に巻く。ようやく浮き始めた。青物は間違いないだろう。サワラなら少々強引にと思ったらラインブレイク!
スパっと切れてるのではなく、カブラの結び目から飛んだ。魚の引きを冷静に考えると5、6kg級のワラサだったろう。3号ハリスだが、ビシの仕掛け上問題なく取れたはず。前回釣行のままキズがなかったので括り直ししなかった。よくよく考えると前回釣行から3カ月は経ってる。 カブラロスト。横着した…
後で、同船者がイナダ、他の船でもジギング船があった。ワラサだったろう。
気を取り直して巻き巻き。4回目のアタリ。下から追って来る。掛かった。ここはしっかり獲りたいので巻き巻き。しっかり掛かったのを確信してファイト開始。ドラグが滑りながら上って来る1.5kgくらいか? が、突然走る。デカい。ドラグが出てなかなか浮いてこない。20m上げてビシマを掴む。ここでモタつく。実は右舷の胴の席、足元が狭くて竿を置いて艫側の広い場所に移動しないと右手を海側でビシマを手繰れない。1枚目の鯛や移動回収では左手で手繰っていたが、この大きさでは右手でコントロールしないとキツイ。ましてや左手にはあまりに冷たいので厚手ゴムグローブ。ビシが滑らないし引っかかる。移動の段取りが決まっていないまま、体制を整える。狭い足元に不自由な右足でモタついている間にもビシマが出る。かなり強い久しぶりの引き。ようやく足場が決まりそうな時に船の底へ潜り込む。と、外れた!!! まじか! これまで鴨居で3kg級を何度か取ってるが、はるかに強い引き。同船者の鯛も浮かせた後もよく引いていたし、この時期は夏場よりも引きが強いのか?
しっかり掛かっていたので油断した。多分上顎の硬いところに針が刺さって、大型なので貫通出来なかったのだろう。 油断して強引にやりすぎた。じっくり時間かけて弱らせたら良かった。ビシを取るときに一旦5m出されて、その後一気に巻けたので、勝負を急いでしまった。段取りのまずさといい、痛恨のミスが重なった…
その後、2回ほどアタリがあったが、掛からず。
引きに変わっても第三海堡を攻めたが、アタリは少ない。スピニング鯛ラバで40mキャストしていた同船者が1.5kgサイズを追加。3.5kg釣った人も1kgサイズを追加。
結果的にはここで船中の釣果は終わり。
1流し時間が長いが、アタリが出るポイントは途中に、ヨレがあったり、2枚潮、少し潮が動いた箇所のみ出る感じ。
今日は護衛艦や米軍の戦艦もなく、タンカーも比較的少ない。珍しく浦賀水道航路へ、海底が変化に富むところ、が潮が緩くおまけに底潮がかなり冷たい。アタリ2回、ワンギリ。
大根に移動も、アタリ2回、一回はガシラっぽい。
第三海堡は浅いので大ビシのみだけど、上潮だけ流れて底潮が動かないことが多い。船も安定せず、底取が甘くなるのとカブラがなかなか一定速度になりにくい。
今日はビシマの底取が悪くて今一つと思っていたがどうやら継ぎ足しして補修していた大ビシのバランスが悪くなっていたようで、次回から新品に交換しないと。後半の深場の中ビシを付けても悪くて気がついた。 遅すぎ…
結局、
最初のスミ1。
潮が遅いのとスラスターで釣行中の軌跡はジグザグ。
途中、常連さんは船頭にスラスター使わずにそのまま流して欲しいと大胆に要求してたけど、それは同感なのよね。
今回は餌釣り無しだったための注文だと思うけど… それでもスラスターはガンガン使ってたけど(笑)
もう1人も上級者のようで、途中アオリ釣りで出て来ていた八景島の遊漁船の野毛屋の船頭に手を振っていたので、野毛屋の鯛ラバの常連さんだろう。
彼らも結局1、2枚で、厳しい状況には変わりなかった。
結局、10ヒット、3バイト、1フィッシュだったけど、内容は濃かった! 想定外が多く久しぶりにワクワクした釣りが出来て満足です。
釣りは準備と段取りが重要! 年末年始のマグロ戦争のテレビ見て、再認識してたのに… あいやー、やってまった〜の連続でした。
船の部品が入ってこれからも鯛船も出れるので、しばらくチャレンジ出来そうです。目指せつ抜け。
プロパンガスとコンロも健在です。
2020-01-19 23:07
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