2017年の山 東京都の最高峰 雲取山

勤労感謝の日は雨。金曜に代休取ってFと雲取山に行くことに。テン泊&ピストンも考えてたが、急激に寒くなっているので、防寒対策に手持ちの42Lザックでは足りないし、重い。

で、急遽山小屋。雲取山荘は連日ぎゅうぎゅうらしいので、三条の湯で温泉を堪能しようということに。

奥多摩から8:42の始発バスで行くが、休みの中日の平日にも関わらず臨時便が出て3台。

鴨沢西から歩く。

林道を使わず、天平尾根ルートの遠回り。

急登を登って行くと、家の跡に立派なモミジ。

よくこんなところに住んでいたものだ。

丹波天平で昼食。止まると冷える。ずっと氷点下だ。

同じルートで登っているのは他に二組。このルートは静かだ。途中マウンテンバイクのライダーが降って来てすれ違い。細いトラバースもいけるのか。

なかなかのスケールだ。

サヲラ峠から三条の湯へは、細いトラバースの下り。

ずっと右が谷側で踏ん張り切れず、落ちればアウトの道が続く。落ち葉の下の石で2,3度派手に転んで、ストックを出す。この300mの下りはキツかった。

16:00に宿着。2食付きで8200円

一休みして夕食前に、

ひとっプロ。pH10.3のアルカリ泉でヌルヌル！ 思いがけずいい泉質。

ビールは500円

大部屋に40人ほどぎゅうぎゅう

電波は入らず、9時の消灯までする事ない。

翌朝は4時に起床。弁当食って、

ヘッドライトのみで暗い中、出発。

釣り用に買ったで単三電池1本の安物のライトは氷点下のせいか、すぐに暗くなり、モンベルのライトに

交換。

すぐに暑くなり、一枚の薄着で汗かきながら、トラバースルートで落ちないよう高度を上げる。

6時くらいからしらみはじめ、

富士山も朝日に照らされて出て来た

2時間ちょいかかって三条ダルミ

ここで2人ほど出会う。

ここから先は人が増える。

急登だが、トラバースよりよっぽどマシ

山梨県の標識の山頂に到着。見事な展望

相模湾が光る

東京方面はスカイツリーも。

もう少し先に。

ここがホントの山頂

この標識、今年限定で、今月末に撤去されるらしい。ギリ間に合った。

東京、埼玉、山梨にまたがる山頂を堪能し、北へ下る。

9時を回って、雲取山荘前でエネルギー補給

ここから三峯への道はアップダウン、

鹿がいる。

近いが逃げない。

自然観察道の名の通り、リスや鳥にも多く出くわす。

白岩山、前白岩山とアップダウンも後、前白岩の肩というだけ、ここから急な下り、足場も悪く苦戦。

地蔵峠までくれば、坂も緩やかに。

三峯神社に、15時前に着。朝早く出た甲斐があって、最終バスの16:30まで余裕があるので、温泉で汗を流してからバスに。

右奥にとんがった雲取山から降って来た尾根ルートが一望。

2日かけての30km弱の縦走路。

トラバースや岩場、木の橋など苦戦したが、なんとか不自由な足でもまずまずのコースタイムで制覇できて達成感ある山行であった。