楽しい富士見酒、後半は一転試練の下り 高畑山、倉岳山 [山]
恒例の山で富士見酒企画。大月秀麗富嶽十二景の高畑山、倉岳山へ。
鳥沢駅からまず登山口へ
なかなかの急登もあり、尾根に出て最後の登りで、
いきなりデーン!
まずは高畑山。
ここから1時間ほどで、
倉岳山まではいいペースで、
富士も綺麗に見えていい日和。
ここからメインイベント。
食材、
アルコールの部
おっさん3人と若手1人の野郎だけで、女子力高いチーズタッカルビ
&キムチ鍋。
炭水化物もトッポギで締め。
風が少々強く、寒い中、鍋とホットワインで身体を温める。
北側は遠くに大菩薩嶺まで見える。
後は下山して、温泉の予定だったのに、まさかの転倒捻挫。左足が滑って、右足がお尻の下にゆっくりと尻餅だったのにも関わらず、不自由な右足の方の足首がグキ… いつもの捻りなら数分で回復するのに激痛。ヤバい。まだ600mくらい下らないと。
荷物は持ってもらって空荷でも激痛。テーピングとサポーターで固定しても焼け石に水。
すっかり日が落ち、
5時間かかって下山。何とか遭難せずに帰還。
今回は皆の助けがあって事なきを得たが、ふとしたことで遭難と隣り合わせの山の怖さを痛感。。。
冷やす時間なく、
家に帰ると内出血だらけ、
翌日はさらにパンパンに腫れ上がって。
翌々日、病院行くと腓骨骨折…
普段は使わないレスキューキット、軽量化のためテーピングは残り少なく足りず、25m幅だと足首の固定は不十分。痛み止めのロキソニンが入って無かったのは大反省。落ち葉の下のちょっとした石でも傾くと激痛が。時間が経つごとに腫れが酷く痛みが増して後半は大幅にペースも落ち。。遅くとも一歩一歩前に進まないと遭難になると終始脂汗で必死。状態にもよるが、腫れが小さいうちに可能な限り急ぐのも手段の一つかと。
転けた直後に、湿布とかのレスキューを申し出てくれた方がいたのだが、その時は休めば大丈夫と判断してお断りしたのち、後々助けて頂くべきと後悔。これが5分後だったら間違いなくお世話になっていた。ちょっとしたタイミングで状況も大きく変わる。
日が落ちてからヘッデンを持っているのは2人、沢を何度も越えるルートなので、一度ルートを5分ほどロストしたところもあり。幸い自分が前に出てルートを発見できました。先頭を経験が乏しい人が行くと特に夜は難しくなる。
不意のトラブルにも常に冷静な対応と先を見越した判断、行動が重要だと痛感。
代償は大きかったが、折れても5時間かけて標高差5〜600m下って降りてきたのは貴重な経験だったかもしれない?